【持続可能な下水道】
下水道施設は管路・マンホールから処理場、ポンプ場と幅広く、近年その多くが老朽化し、耐用年数を迎えつつあります。これらの施設を今後も健全に保ち続けるために調査・劣化診断を行い、適切な維持管理計画を含めた、施設の更新・長寿命化計画の策定を行っています。
【防災・減災の推進】
近年、市街化の進展や集中豪雨の増加等に伴い、下水道の雨水排除能力を超える雨水流出が頻繁に生じています。また、都市部への資産集中や地下空間利用の進展等都市機能の高度化が進むことにより、浸水に対する都市の被害リスクが増大しています。
浸水被害の最小化を図ることを目的として、流出解析等、浸水シミュレーションによる浸水対策の策定、管路やポンプの新設、雨水貯留・浸透などの流出抑制施設の計画を行っています。